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目の下脂肪除去・再配置で涙袋はなくなる?手術後に見え方が変わる理由

2026-09-09 hit.379



目の下脂肪除去・再配置で涙袋はなくなる?手術後に見え方が変わる理由







目の下脂肪除去・再配置を検討している方から、よくいただく質問のひとつが、


「手術をすると涙袋までなくなってしまいますか?」

というものです。


もともと涙袋がはっきりしている方ほど、目の下のふくらみを整えることで、涙袋まで平らになってしまうのではないかと心配になることもあるでしょう。

結論からいうと、目の下脂肪除去・再配置は、涙袋をなくすことを目的とした手術ではありません。

目の下にある眼窩脂肪と、目のすぐ下に見える涙袋は、位置も構造も異なります。


むしろ、目の下の脂肪が大きく突出していることで涙袋との境界が分かりにくくなっていた場合には、ふくらみが整うことで、もともとの涙袋が以前より分かりやすく見えることもあります。

では、なぜ手術後に涙袋の見え方が変わるのでしょうか?

今回は、涙袋と目の下の脂肪の違いから、目の下脂肪除去・再配置後に涙袋が目立って見える場合、反対に一時的に分かりにくく見える場合まで詳しくご紹介します。​










目の下脂肪除去・再配置をすると涙袋はなくなる?



まず知っておきたいのは、涙袋と目の下の脂肪は同じものではないということです。

目の下にふくらみがあるからといって、そのすべてが涙袋というわけではありません。

涙袋は、まつ毛のすぐ下にある眼輪筋などによってつくられる自然なふくらみです。

笑ったときに眼輪筋が収縮することで、よりはっきり見える方もいます。

一方、目の下の脂肪は、眼球を支えている眼窩脂肪が前方へ突出することで、目の下が袋状にふくらんで見える状態です。

つまり、


涙袋
→ まつ毛のすぐ下にある自然なふくらみ


目の下の脂肪
→ その下側に突出して見える眼窩脂肪


と考えると分かりやすいでしょう。

目の下脂肪除去・再配置では、突出している眼窩脂肪の状態を確認し、必要に応じて一部を除去したり、くぼみのある部分へ再配置したりすることで、目の下の凹凸を整えていきます。

涙袋そのものを取り除くための手術ではありません。

ただし、実際の目元は一人ひとり異なるため、もともとの涙袋の形や眼輪筋、皮膚の厚さ、目の下の脂肪量なども含めて確認することが重要です。​











涙袋と目の下の脂肪はどう違う?


どちらも目の下にあるふくらみなので混同されやすいですが、見える位置や構造には違いがあります。


1.涙袋

涙袋は、下まつ毛のすぐ下に見える細長いふくらみです。

特に笑ったときや表情をつくったときに目立ちやすく、目元をやわらかく見せる要素のひとつでもあります。

ただし、涙袋の大きさや形には個人差があり、もともとあまり目立たない方もいます。


2.目の下の脂肪

目の下の脂肪は、眼窩脂肪が前方へ突出することで生じるふくらみです。

涙袋よりも下側に位置し、無表情の状態でも袋状に見えることがあります。

特に、その下にある涙溝(ティアトラフ)がくぼんでいる場合には、


ふくらみ

くぼみ


という高低差ができるため、その境界に影が生じやすくなります。

この影によって、実際に皮膚が黒くなっているわけではなくても、クマが濃く見えたり、疲れた印象に見えたりすることがあります。

そのため、目の下を診察する際には、「ふくらみがあるか」だけではなく、涙袋・眼窩脂肪・涙溝・前頬まで含めて確認することが大切です。



目の下脂肪除去・再配置後に涙袋が目立って見えることがあるのはなぜ?



「目の下脂肪除去・再配置をしたら、以前より涙袋がはっきりした」

と感じる方もいます。

これは、手術によって新しく涙袋がつくられたという意味ではありません。

もともとあった涙袋が、以前より見えやすくなった可能性があります。



1.目の下の大きなふくらみが目立ちにくくなるため

眼窩脂肪が大きく突出していると、そのボリュームによって涙袋との境界が分かりにくくなることがあります。

特に、涙袋のすぐ下から目袋が続いているように見える場合には、本来ある涙袋のラインが目立ちにくくなります。

目の下脂肪除去・再配置によって、その下側にあるふくらみが整うと、涙袋との境界が以前より分かりやすくなる場合があります。


2.目の下の凹凸がなめらかになるため

目の下の脂肪が突出し、そのすぐ下の涙溝が深くくぼんでいると、目元に強い凹凸ができます。

その結果、視線が大きな目袋や影に集まりやすくなり、涙袋そのものが目立ちにくくなることがあります。

目の下脂肪除去・再配置では、突出した脂肪を単純に大量に取り除くのではなく、必要に応じて脂肪を再配置し、目の下から頬へ続くラインをなめらかに整えることを考えます。

目袋と涙溝の高低差がやわらぐことで、まつ毛のすぐ下にある涙袋が相対的に分かりやすくなる場合があります。


3.目の下の影が軽減されるため

目の下のふくらみとくぼみの境界には影ができやすく、写真や強い照明の下ではさらに目立つことがあります。

目の下のラインが整うことで陰影が変化すると、目元全体が以前よりすっきりして見え、その結果として涙袋の輪郭も自然に見えやすくなることがあります。​











手術後に涙袋がなくなったように見えることもある?


一方で、手術直後に、

「涙袋が見えなくなった気がする」
「以前より目の下が平らに見える」

と感じる場合もあります。

ただし、手術直後の見え方だけで最終的な仕上がりを判断することはできません。

目の下脂肪除去・再配置後は、腫れやむくみ、組織のつっぱり感などによって、目元の形が普段とは違って見えることがあります。

特に涙袋は小さなふくらみであるため、その周囲に腫れがあると一時的に輪郭が分かりにくくなることがあります。

腫れが徐々に落ち着き、組織がなじんでいくにつれて、涙袋を含めた目元の形も変化していきます。

また、


・もともとの涙袋の大きさ
・眼輪筋の形
・皮膚の厚さ
・目の下の脂肪量
・涙溝の深さ
・目元の骨格


などによっても、術後の涙袋の見え方には個人差があります。

そのため、手術直後に「涙袋がなくなった」と判断するのではなく、回復の経過を見ながら確認することが大切です。



涙袋を残したい場合、手術前に何を確認する?


涙袋の形を大切にしたい方は、目の下脂肪除去・再配置のカウンセリング時に、その希望を医師へ伝えておくことをおすすめします。

そのうえで、次のようなポイントを確認します。


1.もともとの涙袋がどのような形なのか

無表情の状態と笑ったときでは、涙袋の見え方が異なることがあります。

普段の写真なども参考にしながら、もともとの涙袋の形を確認するとよいでしょう。


2.目の下の脂肪が涙袋を隠していないか

眼窩脂肪の突出が大きい場合、涙袋と目袋の境界が分かりにくくなっていることがあります。

この場合には、目の下のふくらみを整えることで、もともとの涙袋が見えやすくなる可能性があります。


3.涙溝のくぼみがどの程度あるか

目の下のふくらみだけでなく、その下に深い涙溝がある場合には、ふくらみとくぼみの高低差によって影が目立ちます。

そのため、単純に脂肪を除去するだけではなく、目の下全体のボリュームバランスを確認することが重要です。


4.皮膚のたるみやシワを伴っていないか

目の下の皮膚のたるみが強い場合には、目の下脂肪除去・再配置だけでは十分に改善できないことがあります。

皮膚の余りや細かなシワまで目立つ場合には、下眼瞼手術(下まぶたのたるみ取り)など、別の方法が適しているかについても確認する必要があります。​













「涙袋をできるだけ残したい」と伝えてもいい?



もちろん問題ありません。

涙袋が自分の顔の印象をつくる大切なポイントだと感じている場合には、カウンセリング時に、

「今ある涙袋の形をできるだけ自然に残したい」
「目袋は改善したいけれど、涙袋まで平らにはしたくない」

と希望を伝えておくとよいでしょう。

目の下の手術では、単純に脂肪をどれだけ取るかだけではなく、眼窩脂肪の位置や量、眼輪筋、皮膚、涙溝、前頬とのつながりなどを総合的に確認する必要があります。

特に脂肪を必要以上に除去すると、目の下がくぼんで見える可能性があるため、現在では目の下のボリュームをできるだけ温存しながら、必要に応じて脂肪を再配置する考え方も重視されています。

目元全体のバランスを確認しながら、必要な部分だけを調整することが大切です。



目の下脂肪除去・再配置を検討するのはこんな方


次のようなお悩みがある場合は、目の下の構造を一度確認してみるとよいでしょう。


・無表情でも目の下のふくらみが目立つ
・目の下のふくらみとくぼみが同時にある
・目の下に影ができ、クマが濃く見える
・写真を撮ると目袋が強調される
・十分に休んでいても疲れて見えると言われる
・もともと涙袋はあるものの、目袋によって分かりにくくなっている
・涙袋は残しながら目の下のふくらみを整えたい
・目の下の皮膚のたるみやシワも気になっている


ただし、すべてのクマや目元のお悩みに目の下脂肪除去・再配置が適しているわけではありません。

クマの原因が色素沈着や皮膚の薄さ、血管の透けなどにある場合には、目の下の脂肪を整えても希望する変化が得られないことがあります。

また、皮膚のたるみが強い場合には、下眼瞼手術(下まぶたのたるみ取り)などを検討する場合もあります。​












目の下脂肪除去・再配置後に涙袋が気になる場合



目の下脂肪除去・再配置を受けたからといって、必ず涙袋がなくなるわけではありません。

涙袋と目の下の眼窩脂肪は異なる構造であり、手術の目的も異なります。

むしろ、突出していた眼窩脂肪によって涙袋が隠れていた場合には、目の下のふくらみが整うことで、もともとの涙袋が以前より自然に見える場合があります。

一方、手術直後は腫れやむくみによって涙袋が分かりにくくなることもあるため、術後すぐの状態だけで判断することはおすすめできません。


大切なのは、

「脂肪をどれだけ取るか」


だけを考えることではありません。


現在の目の下に、


・どの程度脂肪が突出しているのか
・涙溝がどのくらいくぼんでいるのか
・涙袋はどのような形なのか
・皮膚や筋肉の状態はどうなのか


総合的に確認することが重要です。​










涙袋を残しながら目の下を整えるために大切なこと



「目の下脂肪除去・再配置をすると涙袋までなくなってしまうのでは?」

と不安になる方は少なくありません。


しかし、涙袋と眼窩脂肪は同じものではなく、目の下脂肪除去・再配置は涙袋そのものを取り除くための手術ではありません。

重要なのは、目の下の脂肪を単純に減らすことではなく、ふくらみとくぼみ、涙袋、皮膚、筋肉を含めた目元全体のバランスを見ることです。


突出した脂肪はどの程度除去する必要があるのか、どの部分へ再配置した方が自然なのか、現在の涙袋をどのように見せたいのかによって、適した手術計画は変わります。

涙袋を大切にしたい方は、手術前にその希望をしっかり伝え、現在の目元の構造を確認したうえで、自分に合った方法を選ぶことが大切です。


目の下脂肪除去・再配置は、単に目の下の脂肪をなくすための手術ではありません。


目袋によるふくらみと涙溝のくぼみ、その間に生じる影を整え、目の下から頬へ続くラインをより自然になめらかに見せるための手術として考えることが重要です。​




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